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2015年10月21日

セミナーにおけるホワイトボード利用

seminar1

セミナーを開催するコンサルタントの方が結構僕のクライアントさんにいます。
やはり目に見えないサービスを販売されているからだと思います。

先日あるクライアントさんと話をしていてセミナーでのホワイトボードの利用
について面白いお話を聞けたのでシェアします。
セミナーを開催する方に役立てばと思います。

念のためですがここでの「ホワイトボード」とは「ホワイトボードアニメーション」ではなく
あのオフィス製品であるホワイトボードのことです。

ホワイトボード

このクライアントさんは月に10回くらい全国でセミナーを行っているとのこと。
もうかれこれ5年間このペースを続けているのでセミナー開催のベテランですよね。

そのクライアントさんが最近セミナーの方法を変えたというのです。
何を変えたかというと、、”伝え方”を変えたとのこと。

これまではプレゼン資料をプロジェクターでスクリーンに投影していたのを
ホワイトボードにライブで書いていくことに変えたというのです。

そしたら劇的にその最終目的であるセミナー参加者がお客様になるコンバージョン率が上がったと言うのです。

どうもプロジェクターを使ってプレゼン資料をスクリーンに映す方がセミナーをする方としては楽なんだとか。確かに準備したプレゼン資料を読んでいけばいいしね。
ホワイトボードだと話す内容を記憶し瞬時に書いていかなければならない。

だけどプレゼン資料だとセミナー参加者がスクリーンに集中して講師はサブ的な
要素に成り下がるとのこと。

また以下のホワイトボードに変えたメリットを挙げていました。

・セミナーに臨場感を与える
・セミナー参加者が講師に集中する
・講師のメッセージが伝わりやすい

ただデメリットとしては当然かもしれませんが大きなセミナー会場ではやはり無理とのこと。
ホワイトボードだと大きな会場で後列にいると見えないですものね。。
やはり20名以下の規模となってしまうとのこと。
※そのクライアントさんは20名以下のセミナーを開催することがほとんど。

僕が面白いと思ったのは、
ホワイトボードアニメーションと共通する。ということ。

ペン先から描かれる未だ見ぬイラストや文字が出現するたびにまるでそこで話しているかのように臨場感を与えます。

華やかなグラフィックや美人のお姉さんが微笑んでいたら、そっちに気が散って込められているメッセージに集中できない。

さらに20名以下というのも、
動画は基本的に一人で見ているもの絶対に20名以下で見ている。。ちょっとこじつけ感が。。

その他印象的だったのはセミナーを主催する本人にも変化があったとのこと。
セミナー開催中にアイデアが浮かぶようになったと。

プレゼン資料だと講師もスクリーンを追いかけがち、読み上げがちですが、
ホワイトボードにすると書いてるところから発想が広がり面白いアイデア、新しいアイデアが
浮かんでくるとのこと。これは講師にとっても利点ですよね?

さすがにそれはホワイトボードアニメーションでは無理かな。。。

Mac Airなんかをプロジェクターにつないでアニメーションたっぷりのプレゼン資料でセミナーをしたらさぞカッコいいでしょうけど商売として目的が果たせなければ意味がありません。

もしセミナー方法に行き詰まりを感じていたら試してみるのありだと思いますがいかがでしょうか?