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お客様の声:株式会社グロービス様

グロービス・デジタルプラットフォーム プロダクトリーダー/教員 鳥潟様

株式会社グロービスが語るホワイトボードアニメーションの魅力とは!

株式会社グロービスが運営する定額制動画学習サービス「グロービス学び放題(https://hodai.globis.co.jp/)」に弊社は2016年からホワイトボードアニメーション技術を提供しています。

ホワイトボードアニメーションが採用されている初級カテゴリーは若手ビジネスパーソンの視聴がもっとも多いカテゴリーで、その学習効果が期待されている。

今回、株式会社グロービスへインタビューを実施し、ホワイトボードアニメーションについての顧客の生の声を聞いてきました。

弊社で制作したグロービス学び放題のPR動画作品はこちらです。

ホワイトボードアニメーションを活用したコンセプト

金井
金井

この度はお時間頂きありがとうございました。
まずはどのようなコンセプトでホワイトボードアニメーションを採用されたかお聞かせ下さい。

「入口」と「継続」という2つのコンセプトがあります。

「入口」という観点では、ビジネス領域の学習は難しさがあってとっつきにくい現状があります。3C分析やPEST分析など色々と本は出ているのですが、それを手にとって学ぼうとする人は、意識の高い人や必要に迫られている人くらいで、なかなかとっつきにくさがあるのです。

そんな中で今回のようなホワイトボードアニメーション形式にすることで少しでも多くの方に広げたい、親しみやすさを届けたいと思っていました。

ホワイトボードの手書きは、誰もが見て育った黒板の板書
を見ているような感覚もあって親しみやすさや懐かしさがあると感じています。

次に「継続」という部分では、継続のためには、「学んだことで自分のスキルが上がったと実感できる」、「楽しみながら学べる」というこの2つが大切だと考えています。

「楽しみながら学べる」という点では、集合研修やリアル開催のクラスだと人との関係性で楽しむということができますが、動画視聴の形態だとコンテンツそのものに楽しみやすさを設けていく必要があると考えています。

今回のような目新しさや可愛らしいアニメーションを付けることで、「次は何がくるのだろうか」という期待を持って頂きながら楽しんで頂けると思いました。この2つをコンセプトにして活用しました。

鳥潟様
鳥潟様

新しいビジネス領域の学習のあり方、伝え方としての可能性

金井
金井

ホワイトボードアニメーションを作成された率直な感想はいかがでしたか?

我々が取り扱っているようなビジネススキル領域において、固い難しそうなものを柔らかくわかりやすく表現できていて、非常に手応えを感じています。

ホワイトボードアニメーション形式で制作した初級動画は非常にわかりやすいという評価を、実際の受講者様から得ています。

新しいビジネス領域の学習のあり方、伝え方という意味では非常に可能性を感じています。

鳥潟様
鳥潟様

ビジネス領域の学習者の裾野の拡大、新しい表現の模索

金井
金井

ホワイトボードアニメーションを作成して感じたメリット・デメリットを教えてください。

メリットは、我々のビジネス領域の学習の裾野を広げている点です。というものの裾野を広げているという感覚があります。

これまでビジネス書籍等での学習にハードルを感じていた方々にビジネス領域の学びをお届けできているという実感があります。

また、楽しく学んで頂けているので重々しくない形の学習体験を提供できているという点です。

デメリットは、親しみやすいために初心者向けの内容だと思われてしまう点です。

これについてはいくつか改善点を社内で議論しています。今後は、新しい表現方法を模索し、どんな表現やイラストのタッチがお客様にご評価頂けるか工夫しながら改善を図っていきたいと考えています。

鳥潟様
鳥潟様

初学者向けの「入口」、バイトサイズラーニングにも有用である

金井
金井

教育においてホワイトボードアニメーションの果たす役割、利用法をどのようにお考えでしょうか?

2つの役割を感じています。

1つは初学者向けに「入口」に適した手法ではないかと
思っています。

若い方のみならずミドルやシニアの方でも、難しいコンセプトを学ぼうとする際の一歩目のコンテンツとして、ホワイトボードアニメーションのような表現はわかりやすくビジュアルで入ってきます。

そこで全体像を掴んでから、より専門的な内容を学ぶというやり方ができるので、とても良いと感じています。

2つ目はバイトサイズラーニングというもので、グロービスは毎年1年に1回、アメリカで開催される世界最大の教育研修のカンファレンスに参加しているのですが、そこで近年語られているキーワードとなっています。

バイトサイズとは噛み切れる程度の、時間にすると1分や3分程度の非常に短い単元のコンテンツサイズで学んでいくという考え方で、これが主流になりつつあります。

バイトサイズラーニングにはホワイトボードアニメーションのような新しい表現が非常に有効であると感じており今後も期待しています。

鳥潟様
鳥潟様
金井
金井

この度はお忙しいところお時間ありがとうございました。