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2015年10月15日

KISSの法則

KISSの法則を知っていますか?
KISSと言ってもあの甘い口づけの、、、キスではないですよ。

eep t imple hortの頭文字を取った法則です。
つまり物事を簡潔・手短にするということ。

この考え方はシナリオ作成では非常に重要です。
特に「通りすがりの人」をターゲットとするプロモーション動画では。

この考えを取り入れるには以下4つのことにフォーカスします。

1.問題(ターゲットが抱える問題を明確に定義します。)
2.回答(その問題解決方法としてあなたの商品・サービスを紹介します。)
3.解決策(簡潔にあなたの商品・サービスがどのように解決するのか示す。)
4.CTA(Call To Action)

ここで非常に良い例を紹介させて下さい。

以前作成した株式会社シンメトリック様に「GeneCode」です。
どのようなシナリオ構成になっているか確認してみましょう。

ちなみにこの動画はプロモーション動画としては2分22秒と少し長めです。

それは目的が展示会場で流す動画で、ある程度視聴する人が前提知識を持っているからですね。全く前提知識がなくて、さらに興味のない潜在顧客の目を引こうとするには2分22秒は長すぎです。長くて90秒に抑えるべきでしょう。

では早速見てみましょう!

(0:01-0:17)で問題をあぶりだしています。なかなかいいあぶりだしです!

(0:18-0:28)で回答として商品・サービスを紹介しています。

(0:29-0:50)でさらに問題を深堀します。

(0:51-1:00)で非常に簡潔に解決策を提示しています。

(1:01-1:11)でさらに問題を提示。

(1:12-1:24)でその解決策を提示。

(1:25-1:35)でさらに問題を提示。

(1:36-1:47)でその解決策を提示。

(1:48-2:09)ではさらなら解決策を提示しています。

(2:10-2:22)で〆のCTAです。

もしこれが60秒や90秒の動画の長さであれば「問題」「解決策」の掛け合い回数(3回+1)を1回+1くらいに減らすことになります。

もう一つ重要なのはサービスの機能や特徴にはフォーカスしていないこと。
だけど「問題」と「解決策」の掛け合いを見て、何となく機能や特徴が分かりませんか?

視聴者にとっては、その商品やサービスの機能や特徴自慢を見たいのではなく、それがもたらしてくれるメリット、もっと言うと「私の生活をどんなに良くしてくれるの?」というのが知りたいんですよね。

でもでもだからってだらだらとそれを列挙されて忙しい中見る時間はない。

シンプルに手短にシナリオを考えましょう。