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2015年11月20日

ナレーションって必要ですか?

最近は大型プロジェクトに参加していて、なかなか作業以外の時間を作ることが難しい。
せっかく始めたブログですが、続けるのって難しいですね。

ほんとブログを毎日続ける人、尊敬します。
もちろん僕もまだまだあきらめませんよ。

さて、本日はナレーションの必要性について考えてみたいと思います。

よく制作依頼を受けた時に「ナレーションは必要でしょうか?」って質問を頂きます。
やはりナレーションは、僕の制作費用としてはオプションで別途費用が掛かるので
気にされるのではないかと思います。

僕は、先に言ってしまうと「動画の内容により」と回答します。
なんともはっきりしない回答で自分でも好きではないのでこの場で
借りて理由をまとめてみたいと思います。

あなたの商品やサービスは何か?

やはりナレーションなしではより具体的な内容を説明することは難しい。
だからあなたの商品やサービスを説明するためにどれだけの情報を視聴者に
届けなければならないのか?というのがキーとなる。

あなたの商品やサービスを言葉で10秒以内で説明できればナレーション無し
のオプションはありかもしれない。

ナレーションが入っていない動画がどのようなものかと考えるとiphoneだったり
Facebookだったり既に多くに人に知られている商品やサービスだろう。

またこれらのよく知られた商品やサービスの上で成り立っている商品やサービス、
そしてすごく似ているものもナレーションなしもあり。

後はその商品やサービスが誰の目から見ても簡単に理解できること。
これなんかはナレーションをいれないことでそのシンプルさを逆にアピール
することができる。

視聴者は誰か?

経験から一定数の割合で、視聴者が何の判断をする必要のない動画が存在する。

これらの動画には説明が少ない方がいいし、詳細な説明は求められない。
多くの説明を入れることは逆効果となり、基本的な理解を促すだけなら
ナレーションは必要ない。

このような場合はナレーションよりテキストの方が効果的な場合が多い。

動画の目的は何か?

ナレーションのあり・なしは映画の予告編とティザー*映像の違いに近い。
この2つは視聴者に対して違う感情を与える。

*ティザー広告とは、広義では、ある要素を顧客に明らかにしないことによって注意をひこうとする商業広告の一手法で、狭義では「本来、広告で伝えるべき商品についての要素のいくつかを意図して明らかにせず注目を集める広告手法」と定義することができる。
Wikipediaより

ナレーションなしの動画は、説明が少ないことから興奮する感情を与える効果があるけど
逆に説明不足を引き起こす。

一方ナレーションありの動画は、視聴者が見ている間に多くの疑問に答えることも
できるし、情報を与えることができる。

どちらが動画の目的かを考慮する必要がある。

まとめ

結局は制作者の判断による。
一番よいのは2つのパターンを作り、どちらの方が良いのかを解析することかも知れない。